東海道新幹線のプラスEXサービスがエクスプレス予約に統合され一本化

クレジットカード

東海道新幹線の会員制ネット予約サービスは、これまで基本的にJR東海エクスプレス・カードか、J-WESTの契約がある場合に利用できるエクスプレス予約と、それ以外の対象クレジットカード(JCB、三井住友、アメックス等)に追加するかたちで利用できるプラスEXの2つにサービスが分かれていました。

この2つのサービスが、9月2日より「エクスプレス予約」に統合・一本化され、一部割引商品は本日5日から利用開始となりました。

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プラスEXからエクスプレス予約への主な変更点

これまでプラスEXサービスとして東海道新幹線のネット予約を利用してきた方は、今回のエクスプレス予約への一本化によって主に以下のような変更が生じることになります。

対象区間が東京から博多までに延長

プラスEXサービスの場合、これまでは予約対象区間が東京から新大阪までの東海道新幹線に制限されていましたが、エクスプレス予約への統合に伴い、東京から博多まで東海道・山陽新幹線の区間でネット予約が可能になりました。

割引額が向上

プラスEXサービスでは、たとえばこれまで東京から新大阪の区間の普通車指定席チケットを購入する場合、510円割引された13,940円でしたが、エクスプレス予約への統合により、13,370円と1,080円割引になります。

年会費が1,080円に引き上げられ540円増

これまでのプラスEXでは年会費が540円でしたが、エクスプレス予約への統合によって、これまでのエクスプレス予約と同様に1,080円の年会費となります。

グリーンプログラムは付加されない

上記3つの変更は、これまでのプラスEXサービスをエクスプレス予約の内容に引き上げて統合する、同じサービス内容とする変更でした。

一方で、これまでのエクスプレス予約での特典であるグリーンプログラム(ポイントを貯めるとグリーン車に振り返ることができる)は、統合によるサービス変更の範囲には含まれませんでした。

エクスプレス予約としてのサービス新設・サービス変更

プラスEXサービスとエクスプレス予約の統合・一本化によって、プラスEXサービスの内容がエクスプレス予約の内容に引き上げられた(年会費も合わせて引き上げられた)かたちになりますが、これまでのエクスプレス予約には無かったサービスが追加されたり、これまでのサービス内容が変更された点もいくつかあります。

新幹線のりば

往復割引商品の追加

片道601キロ以上の長距離利用を前提として、往復割引でさらに料金が安くなるサービスが追加されました。

往路は乗車日当日まで予約可能で、復路は購入時点から最大1ヶ月先まで予約可能です。

対象区間が片道601キロ以上の区間となっているため、東海道~山陽区間で長距離を移動する際に利用できる割引サービスになっています。

区間の例 従来のEX-IC 新設の往復割引
東京から岡山 16,010円 14,760円
東京から広島 17.660円 16.290円
静岡から広島 15,050円 13,830円
名古屋から博多 16,650円 15,330円
京都から博多 13,540円 12,350円

IC早得からEX早得への変更で土日祝の割引設定が追加

EX早得は、3日前までの予約で長距離区間の「のぞみ」普通車指定席とグリーン車に割引料金で乗車できるサービスです。

これまでのIC早得では平日と土日祝は同じ扱いでの割引料金となっていましたが、今回のエクスプレス予約のサービス変更によって、土日祝にはさらに割引となる仕様に変わりました。

IC早得タイプBがEXグリーン早得へ変更

EXグリーン早得は、3日前までの予約で、早朝の「のぞみ」と終日の「ひかり」のグリーン車に割引料金で乗車できるサービスです。

以前のIC早得タイプBは、早朝の「のぞみ」と終日の「ひかり」の普通車指定席とグリーン車が対象でしたが、今回の変更によってグリーン車のみが対象と変更されました。

個人的には新横浜駅から関西方面への出張の際、「のぞみ」ほど速達ではなくとも料金的な割安感をとってIC早得タイプBで「ひかり」の普通車指定席を利用する機会も多かったので、この変更は大きかったです。

利用人数等の変更

各割引の適用人数が、これまでは会員本人1名のみであった割引商品でも1名(あたは2名)から6名での利用が可能になるなど、対象人数を増やす変更が加えられています。

事前申込サービスの開始

東海道新幹線の発売開始日は乗車1ヶ月前の日ですが、この7日前朝5:30から予め予約の申込みができる「事前申込サービス」が始まります。

年末年始の帰省など、混雑する期間に東海道新幹線の予約を取りたい場合に、発売開始日当日ではなくとも予約申込が可能になるそうです。

東海道新幹線

パスワード機能やアプリのアップデート

その他、パスワードまわりでは登録メールアドレスに対するワンタイムパスワード送信機能の導入や、ログインパスワードの複雑化(英数記号での登録可)、そしてEX予約アプリのアップデートなども今回の変更内容に含まれています。

JR東海エクスプレス・カードのメリットは何処へ

以上が、プラスEXサービスのエクスプレス予約への統合、およびエクスプレス予約のサービスの主な変更点です。

今回のプラスEXとエクスプレス予約の統合・一本化においては、プラスEXのサービス内容を(ほぼ)エクスプレス予約のサービス内容と同レベルまで引き上げ(ついでに年会費も引き上げ)、同時にサービス内容の見直しを図るというものでした。

これによって東海道新幹線をネット予約するためのサービスが「エクスプレス予約」に統一されたため、ただでさえ割引プランが多数あって分かりにくい予約サービスが、多少なりとも分かりやすくなったのではないかと思います。

となると、統合される側の「エクスプレス予約」を既に使っていた人、つまりそのためにJR東海エクスプレス・カードやJ-WESTカードなどを所持していた人にとっては、他のクレジットカード利用との違いが今後は「グリーンプログラム」のみといってもよい状況に至ることになります。

であれるなら、ポイントや優待などの面でよりメリットのあるクレジットカードにエクスプレス予約を追加するほうが、総合的にはお得に使える可能性が高いですよね。

今回の変更によって「エクスプレス予約=JR東海エクスプレス・カード」という図式が崩れました。従って、これからエクスプレス予約を利用するためにクレジットカードの作成を検討される方は、エクスプレス予約を利用可能なクレジットカード全般から、何が自分にとって便利なのかよく考えて選ぶことがより大事になりそうです。

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