ANAアメックスはANAマイルを貯めやすいカード【一般カードにも家族特約が付帯】

ANAアメリカン・エキスプレス・カード クレジットカード

ANAアメリカン・エキスプレス・カード(ANAアメックス一般カード)は、ANAマイルが貯まりやすく、ANA便を使うことのある人には便利なクレジットカードです。

ANAカードならではの特徴もありますが、まずはアメックスならではの特徴から触れてみたいと思います。

ANAアメリカン・エキスプレス・カードの特徴

ANAアメリカン・エキスプレス・カードは、ANAとの提携カードではあるものの、アメックス自体が発行しているクレジットカードです。

JALアメックスは国際ブランドこそアメリカン・エキスプレスですが、発行しているのは三菱UFJニコスなので、その点はANAアメックスとは異なりますね。

審査基準が他のカードと異なる

アメックスは発行の審査が緩いなどと言われることがあります。しかし、これは審査基準が緩いのではなく、他の日本国内のカード発行会社とは少し異なる基準で審査されるため「アメックスだけは発行できた」という結論に至る場合も少なくないからでしょう。

じょな
じょな

ワタシの会社でも、起業から間もないとき他のビジネスカードは発行できなかったところ、アメックスのビジネスカードだけは発行してもらえた経験があります。

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利用限度額という制度がない

アメリカン・エキスプレスは、他の国内カード会社の発行するクレジットカードのように、一律でいくらまでという利用限度額が定められていません。(カードを発行したとき、カード台紙にも利用限度額の記載がありません)

そのため、上限なく使えるカードと誤った紹介をされることもあるようですが、アメックスだからといって好きなだけ決済できるというわけではありません。

アメリカン・エキスプレス・カードには一律の利用限度額という枠はありませんが、一応「目安額」というものが設けられているため、額の大きな決済にあたっては、次善に相談しておかないと目安額をオーバーして決済できない可能性もあります。

一律の利用限度額と比較して、なんだか曖昧な存在である目安額の制度。この点は、使う側にはメリットとなることもありますし、逆にデメリットとなることもあります。

一律で決まっているほうが「今月はこのくらいまで使える」「来月はこの額までならOK」という判断がしやすく、予測しながらカード決済を行いやすいですよね。

反面、利用限度額は「固い」ので、一時増枠等の審査をクリアできないと大きな買い物をしづらいこともあります。

アメックスの目安額はそのあたりが曖昧なぶん、電話で相談することによって柔軟に対応してもらいやすいメリットはあります。

じょな
じょな

人件費をできる限りカットする方向に動くこのご時世に、顧客との接点をできるだけ増やしたい考えている節があるのが、ちょっと変わっていますよね。

アメックスの「何かあれば相談してください」というスタンスに対して、それが面倒じゃなければ使いやすいカードになりますし、いちいち相談したくないと感じてしまうのであれば、他のカードのほうが気軽かもしれませんね。

ウェブから「カードご利用可能額の確認」

アメリカン・エキスプレス・カードは、少し前からオンラインで「カードご利用可能額の確認」ができるようになりました。

ANAアメックスの利用可能額

これで確認すると、かなりの額までGood news!として利用可能という判断が出ることが多いのですが……。(よって「アメックスの限度額は他のカードより高い!」的な噂にも繋がるわけですが)

これがイコールで、他のカードの利用限度額ではないらしいのが、余計にモヤモヤと分かりにくい印象を与えます。

このカードご利用可能額の確認は、どちらかというと他のカードでいうところの一時増枠の意味が大きいようです。

「この額までなら急の出費にも対応できる(可能性がある)」という目安として確認する程度に留め、結局のところは大きな出費の予定がある場合には電話で確認してしまうほうが無難です。

国際ブランドはアメリカン・エキスプレス

ANAアメックスの国際ブランドは、当たり前ですがアメリカン・エキスプレス(AMERICAN EXPRESS)になります。

アメックスはもともと旅行関係に強いクレジットカードであることから、北米方面への海外旅行・出張には便利な付帯サービスが多々あります。が、ショッピング等の決済に限ってしまうと国内・海外ともに「あと一歩」の面があるのは否めません。

ANAアメックスをメインカードに据えてANAマイルを貯めるにしても、他の国際ブランドのカードもサブで用意しておくほうがキャッシュレス生活は構築しやすくなります

利用可能な店舗・商業施設の数

とはいっても、JCBとの提携等によって以前よりもアメックスが使える店舗・商業施設は増えました。そのため、日常的な決済に利用する限りでは、アメックスだからといって使えないというシーンはあまり生じません。

実店舗なら、最近だと電子マネーに対応している場所が増えているので、ANAアメックスと紐付けたEdyやQUICPayで切り抜けられることも多いです。

ただし実店舗でないネット上のサービス、たとえばnanacoにチャージしたいとか、(横浜なので)ベイスターズやBリーグのチケットをネットで購入したいときなどは、決済システムがアメックスに対応していないこともあります。

Edy搭載+Apple PayではQUICPay

電子マネーはEdyがカードに搭載されているため、Edyとして利用することもできます。また、Apple Payが使えるiPhoneに登録することで、電子マネーQUICPayとしての利用も可能です。

iPhone8 Plusの表面

この2つの電子マネーをクレジットカード自体と組み合わせて決済手段とすることで、ANAアメックスが使える商業施設はかなり広がります。

じょな
じょな

前述のとおり、国際ブランドがアメックスのみだと使えない店舗もあるため、VISAかMasterの国際ブランドで、かつ電子マネーがiDであるカードをサブで用いることができれば、お互いに補完関係となるためキャッシュレス生活はかなり盤石なものになります。

カードのデザイン

ANAアメックスのカードデザインは、ラメっぽいキラキラと反射する素材が使われているにもかかわらず、全体としては上品な雰囲気で落ち着いています。光の当たる角度によって色味が変わりますが、シャンパンブルー(って色ないかもですが)のような爽やかな色味です。

スターアライアンスのロゴは、黒背景じゃないほうがブルーと調和してよいのですが、(写真には写っていませんが)右下に配置されているAMERICAN EXPRESSのロゴは青なので、カードがブルーであるANAアメックス(一般)が一番マッチしているのでは。

ANAアメックス(一般)の年会費

ANAアメリカン・エキスプレス・カードの年会費は7,000円+税です。ただし、そのままではANAマイルへのポイント移行ができないため、ポイント移行コースに申し込む場合には別途6,000円かかることから、合計の年会費は13,000円+税になります。

カード種類 ポイント移行コース 年会費
ANAアメックス 無し 7,000円+税
有り 13,000円+税

ANAアメックスの利用で貯まるANAリワードプログラム(ANAアメックスのポイント)の有効期間は3年なので、3年目でポイント移行コースに入ってポイントをANAマイルに移行して、次の年はポイント移行コースを外す運用を行えば、年会費が13,000円になるのは3年に1度に減らすことも可能です。

ただし、ANAマイルはANAマイルで、交換したときから3年という有効期限があります。ANAマイルは大きく貯めて国際線などで使うほうが価値も大幅にアップすることも多いので、ポイント移行コースに入ったままANAリワードプログラムのポイントを貯め続けて、一定以上のポイントに達したらANAマイルに一気に交換するほうがかなりお得なケースも十分考えられます。

カード種類 ポイント移行コース ポイント有効期限
ANAアメックス 未加入 3年
加入 無期限

この辺のANAマイルの有効期限とポイント移行コースの年会費との兼ね合いは、ANAマイルを最終的にどんな使い方をするかによって、判断していくことになります。

家族カードの年会費

ANAアメックス(一般)の家族カード年会費は、2,500円+税です。

カード種類 家族カード年会費
ANAアメックス 2,500円+税

アメリカン・エキスプレスの発行するカードの中では、本カード年会費と家族カード年会費の合計がもっとも安価に抑えられます。そのため、夫婦で利用する場合などはプロパーのアメリカン・エキスプレス・カード(いわゆるグリーンカード)を発行するのではなく、こちらのANAアメックスを発行する人も多いです。

カード種類 本カード年会費 家族カード年会費 2枚合計
アメックス・グリーン 12,000円+税 6,000円+税 18,000円+税
ANAアメックス 7,500円+税 2,500円+税 10,000円+税

ETCカードの年会費

ANAアメックスでETCカードを発行する場合、発行手数料850円+税がかかる他は、年会費など一切かかりません。

カード種類 ETC年会費
ANAアメックス 無料
※発行手数料850円

日常的にETCカードを利用している人なら、発行手数料も年会費も無料のカードを使うほうがETCカードに限ってはコストを低く抑えられます。

じょな
じょな

ただしETCカードの有効期間を考慮すれば、実質的な年会費は百数十円程度なので、それほど気にする必要は無さそうですね。

ANAマイル

ANAアメックスを利用する一番のメリットといえば、やはりANAマイルが貯まりやすいことです。

ANA 飛行機

ボーナスマイル

ANAアメックスは、新規に入会したときに入会ボーナスとして1,000マイル、また入会から1年経過するごとに継続ボーナスとして1,000マイルが付与されます。

マイルの価値は1マイル2円以上で計算されることも多いので、ボーナスマイルを考慮すれば実質的な年会費は5,000円+税より下がることになります。

カード種類 入会ボーナス 継続ボーナス
ANAアメックス 1,000マイル 1,000マイル

ANAマイルのボーナスはカードを継続して所持していれば対象となるため、JALマイルのように飛行機へ搭乗することなく付与されるので気軽です。

ANAマイルの還元率

ANAアメックスで決済すると、ANAリワードプログラムというポイントが貯まります。ポイントは100円の決済についき1ポイント貯まり、1,000ポイントをそのまま1,000ANAマイルに移行できるため、還元率は1%になります。

ただし、前述のとおりANAアメックスはポイントをそのままANAマイルに移行することができず、ポイント移行コースへの加入が前提条件となります。

ANAグループでの利用

ANAグループの航空券や旅行商品、機内販売などにANAアメックス(一般)カードを利用すると、カード利用額100円につき1ポイントの通常ポイントに加えて、 カード利用額200円につき1ポイントのボーナスポイントが加算されるため、実質的には1.5%まで還元率が上がります。

フライトマイルのボーナス

ANA便に搭乗したときに付与されるフライトマイルについては、ANAアメックス(一般)では「区間基本マイレージxクラス・運賃倍率x10%のボーナスマイル」が加算されます。

羽田空港のANA

フライトマイルのボーナスはANAアメックス・ゴールドのほうが25%と高めの設定になっているので、実際にANA便を活用する機会の多い人は、年会費の差額を考慮しても最初からゴールドにしておくほうがお得なケースもありえます。

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ANAアメックス(一般)の旅行保険

ANAアメックスの旅行保険は、海外旅行保険、国内旅行保険ともに自動付帯(カードを所持しているだけで適用)ではなく利用付帯(カードで旅費等を決済することが前提)です。

海外旅行保険

ANAアメックスの海外旅行保険は、死亡・後遺障害の場合の最高額が3,000万円となっており、この額が目立ってしまいがちですが、実際に利用する可能性が高いのは海外旅行時の傷害・疾病治療保険ではないでしょうか。

ANAアメックス
条件 利用付帯
死亡・後遺障害 3,000万円
傷害治療 100万円
疾病治療 100万円
賠償責任 3,000万円
携行品損害 30万円 / 1旅行
100万円 / 年間限度額
※免責3,000円
救援者費用 200万円 /保険期間中
家族特約

この点、傷害治療・疾病治療ともに1事故(1疾病)あたり最高額が100万円しかありません。健康保険の効かない(一部、後日戻ってくる可能性はあるにしても)海外での病気等に備えるためには、年会費が無料かつカードを所持しているだけで保険適用のあるEPOSカードなど自動付帯のクレジットカードを、ANAアメックスと併用するとより安心です。

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家族特約

家族特約の付いている旅行保険なら、本カードや家族カードを発行していない家族でも補償の対象に含まれます。

通常、この家族特約は家族カードの発行がそもそも不可能な18歳未満の家族を対象とすることが多いのですが、アメリカン・エキスプレス・カードの場合は家族特約の範囲が以下のように広く規定されているため、旅行保険のためだけに家族カードを発行する必要がありません

この保険の補償を受けられるのは、カード会員ご本人様、配偶者様、およびカード会員様と生計を共にするお子様・ご両親などの親族*となります。

*親族とは6親等以内の血族、3親等以内の姻族の方をいいます。

ANAアメックスは一般カードでも年会費がそこそこの金額なので、海外旅行保険の内容はそれなりに充実していますね。

一般カードでも家族特約が付帯しているのは、アメックスらしい特徴ではないでしょうか。

国内旅行保険

ANAアメックスに付帯する国内旅行保険は死亡・後遺障害のみで、最高2,000万円補償されます。

ANAアメックス
条件 利用付帯
死亡・後遺障害 2,000万円

国内旅行での傷害・疾病は健康保険でカバーされるため、あまり大きな問題にはなりにくいです。そのため、必要なら旅行の都度、保険に加入しておくか、クレジットカードの保険でもカバーしておきたい場合には自動付帯のカードを1つ作っておくことになります。

クレジットカードの国内旅行傷害保険の内容と適用される主なケース
クレジットカードに付帯する保険として、もっとも目立つ存在なのが海外旅行傷害保険で、逆にかなり地味なのが国内旅行傷害保険です。 自分のカードには付いているのかいないのか。付いているとして、どのような条件でいくら補償されるのか。あまり意識...

空港ラウンジ・専用カウンターの利用

ANAアメックスカードは、一般カードでも空港のラウンジ(カードラウンジ)を利用することが可能です。しかも同伴者1名も無料なので、夫婦2人で旅行するなら家族特約で家族カードを発行する必要なく、また空港ラウンジ利用のために家族カードを発行する必要もありません。

子供も一緒に旅行するときは、夫婦で本カード、家族カードを所有していれば、それぞれのカードで同伴者1名が無料になるため、計4名まで空港ラウンジを利用することができます。

空港ラウンジの利用

ANAアメックス
カードラウンジの利用
同伴者 1名無料
ANAラウンジ

空港ラウンジ(いわゆるカードラウンジ)の利用はできますが、ANAカードであってもANAラウンジを利用することはできません。

ショッピング・プロテクション(動産総合保険)

クレジットカードで購入した商品が、一定期間内に破損してしまったり、盗難にあってしまったとき、その購入額を補償してくれるのがショッピング保険です。

アメリカン・エキスプレスではこの動産総合保険のことをショッピング・プロテクションと呼んでいますが、ANAアメックス(一般)では年間200万円まで、自己負担10,000円で損害が補償されます。

ANAアメックス
ショッピング・プロテクション 200万円まで / 年間
対象 国内・海外
期間 90日
自己負担 10,000円

どんな物品の破損・盗難が保険の対象となるかは各クレジットカードによって異なりますが、アメリカン・エキスプレス・カードは対象物品が比較的広いのがメリットです。

ただし、自己負担額は10,000円なので、自己負担3,000円で済むクレジットカードと比較すると、より効果な物品を購入する場合が想定されています。

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アメリカン・エキスプレス・オンライン

ANAアメックスは、上でも触れましたがANAとの提携カードではあるものの、カードの発行はアメリカン・エキスプレスが直接に行っています。

オンラインでの明細確認等も、プロパーカードと同様にアメリカン・エキスプレス・オンラインで行うことができます。また、各種キャンペーンの申込みなども、オンラインを通じてプロパーカードと同じように可能です(キャンペーン対象である場合)。

アメリカン・エキスプレス・オンラインの明細は、これまた他のクレジットカードのウェブ明細と少し異なる部分があるので、慣れるまでは瞬時に利用総額を把握しにくいかもしれません。

要は、他のクレジットカードは締日ごとにいくら使ったかの総額が出る仕組みが多いのですが、アメックスの場合は今現在の利用額にプラスして、まだ引落されていない前回分の利用額も総額に記載される仕組みになっています。

じょな
じょな

これは「利用総額」に対する考え方の違いによるものなので、慣れてしまえば特に問題はないかな。

ANAアメックス発行までの流れや期間

ANAアメックスは、プロパーのアメックス・カード(グリーンやゴールド)と比較して、発行までにかかる日数は多少長いようです。

私は既にアメックス・ビジネスを所持している状態でANAアメックスを発行しましたが、その際にかかった日数は以下のとおりです。

ネットからANAアメックスの申込み
当日 オンライン入会受付のメール
8日後 本人限定受取郵便の案内が到着
郵便局にてカード受取

入会受付のメールが来た後は、審査完了・カード発行に関するメール等の通知はなく、あとは本人限定受取郵便の案内が到着するのみでした。

ANAアメリカン・エキスプレス・カードを作った|申込みからカードの発行・到着まで
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公式サイト:ANAアメリカン・エキスプレス・カード

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