お手頃なPCデスク用のオフィスチェアを物色していたところ、Amazonのベーシックオフィスチェアというのが比較的希望に近かったので、今回はこの椅子を購入してみることにしました。
椅子のレビューって、参考にするのが難しいですよね。皆それぞれ希望や好みが違いますし、既に使っている椅子がよりしっかりしたものなのか、そうでないのかによってもかなり評価が異なりますし。
自分の現状と椅子に対する要望をしっかり念頭に置いて、より近い立場のレビューを参考にすることが(他の商品以上に)求められますね。
組み立て
で、今回注文したベーシックオフィスチェアです。到着した状態では下の写真のようにバラバラなので、組み立てを要します。
足の組み立て
まず足になる部分のキャスターから装着。
キャスターは押し込んで固定するタイプですが、すんなり収まるところと多少グイッと力が必要なところがありました。女性や子供だと、少し難儀するかもしれません。
強く力で押し込む必要があるというよりも、より適切な角度で力を加えることが大事のようです。うまくはまらないときは、ちょっとずつキャスターの角度をずらす(ゆっくりと円のように動かしながら押し込む)と、適切な角度になったときポスッ!とはまるようです。
キャスターの装着が完了したら、柱の部分を差し込みます。これは穴に差し込むだけなので、作業は5秒くらいで完了ですね。
※柱の部分、箱から出すときに上下の方向はよく確認したほうがいいかもしれません。下側から箱を開けてしまうと、カバーがバラバラになって抜け落ちてしまい、順番がよくわからなくなる可能性があるので。
座面と背もたれの組み立て
次に座面の裏側のネジ止めです。Amazonベーシックのオフィスチェア(メッシュミッドバック)は、ひじ掛けも同梱で左右に装着できるタイプですが、私は普段使うときにひじ掛けを邪魔に感じるタイプなので、今回は装着せずに座面には足との接合部分と背もたれのみを取り付けます。
既にハンドル等が装着されている部品を、座面に下の画像のような感じでねじ穴を合わせて乗せたら、付属のネジとワッシャーで固定します。
ちなみに付属のネジとワッシャーは、こんな感じで種類ごとに袋に入っていました。六角レンチも含まれているので、特に工具を用意せずとも最後まで組み立てることができます。
次に背もたれ部分の固定。こちらはネジ4本でしっかり固定できれば、それで完了です。4つを均等に、ある程度締めたら次のネジ、また締めたら次のネジという具合にローテーションさせていかないと、背もたれ部分が微妙に斜めになってしまう可能性がありそう。
組み立て完了
ひじ掛けを使わない場合は、これで組み立て完了です。
椅子1つにつき、15分から20分程度でしょうか。(梱包されている段ボール等を片付ける時間を含む)
組み立て後の感想
足になる部分にうっすらと白い粉がついてたり、部分的に少しこすれたような後がついていたりもしますが(いずれも水拭きすればほとんど取れるレベルです)、数千円で購入できるオフィスチェアとしては、結構しっかりした作りの部類ではないでしょうか。
背もたれもメッシュなので、汗かきの人や熱い部屋での使用には適してそうです。
座面はまあまあの厚さです。「薄いっ!」ってほどではありませんが、「厚みがあってフカフカ!」ってほどでもありません。個人的には、以前購入した同じくらいの価格の椅子よりも、座面は厚みがあって楽かなと思いました。より高価な椅子からの乗り換え(座り換え?)だと、座面は少し心許ないかもしれません。このへんが一番、評価が相対的になりやすい部分の気がします。
さらに3つ作ってみました。
次第に手慣れてきて、作業時間も短く、かつ仕上がりも良くなってきますね。でも調子に乗ると、手順を間違えたりするんですが。
今回は複数個をまとめて注文していたので、チープすぎる椅子だったらどうしようかと思ったのですが、その点は杞憂でした。