桜木町駅から徒歩圏内の高台にある公園、掃部山公園(かもんやまこうえん)の桜を見てきました。一昨日に公開した大岡川の桜は八分咲きでしたが、こちらは満開を若干過ぎたあたりでしょうか。
天候は晴れ、風も強くなくお花見には絶好の日でした。
掃部山公園へのアクセス
掃部山公園は桜木町から徒歩10分程度、途中から坂を上がった高台の上にあります。
桜木町駅のどの出口から出てもそれほど距離は変わりませんが、JRの場合は北改札から西口側に出るのが行きやすいかな。横浜市営地下鉄(ブルーライン)の桜木町駅なら南1出口がアクセスしやすいです。
紅葉坂から公園に行くまでの道中も雰囲気良いですよ。
公園の入口から既に、満開の桜がお出迎え。
園内は桜の本数が多くお花見スポット
掃部山公園の園内には桜の木がほぼ満遍なくといってもよいほど植えられていて、横浜みなとみらいに近い地区でも落ち着いた雰囲気で花見のできるスポットです。
公園の入口階段を上ると広場があり、広場を取り巻くかたちで桜が植えられています。
風通しの良い立地のためかジメッとした場所が少なく、爽やかな気分で花見が楽しめるのもいいですね。
桜の木の下は昼間から既に出来上がっている人が沢山。
場所が桜木町駅から徒歩10分ちょっとなので、駅の反対側にある横浜ランドマークタワーも桜の間からよく見えます。
掃部山公園の名前の由来は井伊直弼
掃部山公園、なかなかすぐに「かもんやまこうえん」とは読めませんよね。
「はきべやま」だと思ってた。
開港に功績のある井伊直弼の官位「掃部頭」(かもんのかみ)が由来でこの辺りが掃部山と呼ばれるようになり、その流れで公園の名前も掃部山公園となったようです。
公園内広場には、井伊直弼の銅像も。
見晴らしも良く桜に囲まれていて、いい場所に立っている像ですね!
こちらは広場から下る道の両側に生える桜の木。とにかく園内には桜の木が植えられています。
高台にあるため見晴らし良好
公園が小高い丘の上にあるため、周囲の見晴らしも上々です。このあたりはちょっと歩くだけで雰囲気がかなり異なるので面白いですね。桜木町周辺はみなとみらい、野毛、そして西区の高台エリアと、どの地域も通り1本挟むとだいぶ雰囲気が変わり、パッチワークのようです。
ビル群を背にしても、桜は映えますね。
桜の木の存在感がいい
掃部山公園の桜の見どころは、植わっている桜の本数だけでなく、1本1本の雰囲気が非常に良いところ。枝振りがダイナミックで存在感のある桜が多いです。
整然と並んだ桜並木も綺麗ですが、枝が四方へグッと伸びて力を感じる桜もいいですね!
そして、桜のピンクと対になる葉の緑も綺麗で、お互いが引き立て合う関係になっているところも見どころです。
庭園・池のエリアは落ち着いた雰囲気
お花見シーズンは広場側がかなり賑わっていますが、広場から少し下って庭園側へ足を運べば、このシーズンでもだいぶ落ち着いた雰囲気に。
桜木町の街もエリアによってかなり雰囲気が違いますが、この公園内もエリアによって「花見で楽しくお酒飲みたい!」「子供と公園で遊びたい!」「のんびり庭園を散策したい!」と、訪問者の層も様々。
庭園の池には、散った桜が敷き詰められていました。とても癒やされる光景です。
いろんな公園行ったけど、掃部山公園の植物のバランス好きだわぁ。
以上、掃部山公園の桜でした。この公園には紅葉する樹木も多いので、次回は秋の様相を切り取ってみたいと思います。