OLYMPUSのマイクロフォーサーズ(デジタル一眼)、OM-D E-M10 MarkIIがAmazonでかなり安価になっていたので購入しました。
型落ちモデルなので在庫があったりなかったりですが、自分は5万円台で購入できてしまいました。
OM-D E-M10 MarkII ダブルズームキット
OM-D E-M10は、オリンパスのミラーレス一眼OM-Dシリーズのエントリーモデルです。(ラインアップ的には一番上がE-M1、真ん中がE-M5、一番下がE-M10と、1、5,10で分かれています)
MarkIIは2015年に発売されたE-M10の2代目の機種で、2017年に3代目のMarkIIIが発売されたため既に1つ型落ちのモデルになります。
とはいえ、性能的にはMarkIIとMarkIIIの間にはそれほど大きな違いがないので、価格が安いぶんだけMarkIIの魅力が増しますね。
デジタル一眼は本体やレンズが大きいほど綺麗な写真を撮りやすいですが、容積や重量が大きくなるぶん気軽に持ち運びにくくなってしまいます。
その点、オリンパスやパナソニックが展開しているミラーレス一眼の規格であるマイクロフォーサーズなら、サイズが小さく軽いので普段使うカメラにピッタリですよね。このOM-D E-M10 MarkIIなんて本体だけなら340g程度しかありませんし、ちょい高機能なコンパクトカメラと変わりません。
実際に計測すると、本体にバッテリーとSDカードを装着して約400gでした。
以前に使っていたフォーサーズの本体+14-42mmと比較すると、重量は約半分でした。
今回購入したダブルズームキットには、14-42mmのコンパクトなズームレンズと、40-150mmのそこそこ望遠のズームレンズが2本セットで同梱されています。
M.ZUIKO DIGITAl 14-42mm F3.5-5.6 EZ
1本目のM.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 EZは、オリンパスのマイクロフォーサーズレンズではもっともベーシックな1本です。(35mm判換算で28-84mm)
レンズキットやダブルズームキットに「とりあえず」付属しているレンズですが、電源を入れない状態では非常にコンパクトなパンケーキレンズなので、本体に付けたまま持ち歩くのに重宝ですね。
カメラに取り付けて電源を入れると、上からみた状態ではこれくらいのサイズ。とにかく小さくて軽い(90g程度)、なのに14-42mmのズームレンズ。
遅まきながらのミラーレス一眼デビューなので、「こんな小さくて軽くなっちゃったの!?」と隔世の感があります。
バッテリーとSDカードを装着したE-M10 MarkIIと14-42mmの組み合わせで、実際の重量は500g弱でした。
M.ZUIKO DIGITAL 40-150mm F4.0-5.6
2本目のM.ZUIKO DIGITAL 40-150mm F4.0-5.6は、1本目の42mmと接続するかたちで、それよりもズームで撮りたいときのレンズです。
2本持ち歩けば、14mm-150mm(35mm判で28mm-300mm)をカバーできるので、お散歩、旅行で目にしたものをとりあえず撮るなら十分カバーできますね。
40-150mmのほうは、マイクロフォーサーズとはいえさすがにそこそこの長さになりますが、とはいえ元々の本体がコンパクトでレンズも軽い(190g)ので、装着したカメラ全体では結局「150mmでこの軽さか!」と驚かされます。
ほんと、既に使っている人からしたら「今更かよ」的な話ですが。
M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8【単焦点レンズ】
で、今回はダブルズームキットのレンズ2本に、単焦点レンズのM.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8を1本加えました。
せっかくレンズ交換式のデジタル一眼を使うなら、やはり単焦点レンズは押さえておきたいですし。
単焦点レンズはズームができないから画角を決めるのに自分が動く必要ありますが、コンパクトカメラではなかなか撮りにくい画を得やすいです。
仕事ではそれほど広くない屋内で撮ることが多いので、F1.8の明るめレンズに25mm(35mm判換算だと50mm)の画角はジャストフィットではないかと。
撮るのこれからなんで、あくまで使用前の予感ですよ。
E-M10 MarkIIに取り付けると、下のようなサイズ感。明るいレンズなのに、なにこの小ささは………。
まだ持ち出して撮ってないけど、撮ってないけどもう「マイクロフォーサーズ最高!」って断言できる!
ということで、最初は14-42mm、40-150mmのズームレンズに、18mmの単焦点レンズという組み合わせの運用になりました。
自分の用途だと後はスポーツ観戦時の撮影頻度が高いので、望遠レンズは早めに追加したいなと考えて居ます。
ただ75-300mmだとF4.8-6.7なので、プロ野球のナイトゲームや室内のBリーグの試合で使いにくい気も。となると40-150mm F2.8と1.4Xテレコンの組み合わせのほうが無難かな?
40-150mmは今回買ったカメラ本体と3本のレンズを合計した額よりも高いので、しばらくは楽しく悩むことにしますよ。
OM-D E-M10 MarkIIと一緒に購入したもの
単焦点レンズの他に、OM-D E-M10 MarkIIと同時に購入したものは、バッテリー、レンズフィルター、カメラケース、SDカード、液晶保護フィルムの5点です。
E-M10用の予備バッテリー
バッテリーはE-M10 MarkII本体にも1つ付属していますが、デジカメは撮影途中で電池が切れたときにもう1個予備のバッテリーがあると格段に便利かつ気楽に撮れるようになるので。
予備用なので、とりあえずAmazonが推薦してくるコレにしてみました。
25mm F1.8用のレンズフィルター
レンズフィルターは1個だけ、追加した25mm F1.8用に46mmのものを購入しました。レンズだけでなくカメラも新しく購入して使い慣れない状態なので、どこかにぶつける可能性も無きにしも非ずかなと。
ダブルズームキットに付属の2本のレンズについては、フィルター付けるまでもないかなと思っていまのところ別途購入してません。
E-M10用のカメラケース
これもまた、Amazonの推薦するままに購入したカメラケース。値段が値段なのでモノはそれなりです。色はコーヒーにしてしまったけど、素直にブラックかブラウンのほうが無個性で良かったかも?
そもそも、14-42mmのレンズを付けている日がどれくらいあるか、という根本的な問題もあったり(他のレンズ付けてたらカバーに納まらない)。まあとりあえず使ってみます。
32GB SDHCカード
こちらもAmazonオススメのまま購入。今回のE-M10 MarkIIで動画を撮影する予定は今のところないので、32GBあれば十分すぎるかなと。
E-M10用のKenko 液晶保護フィルム 液晶プロテクター
E-M10はE-M5と違って液晶がバリアングルではなくチルトなので、ひっくり返して収納するわけにもいかないので、念のため液晶保護フィルムを購入しました。
カメラに液晶保護フィルムって普段は貼らないので、今回が初めての試みです。
タッチパネルの精度とか見やすさとか、そこまで変わらなければいいんだけど。
以上、OM-D E-M10 MarkIIを購入した話でした。
数年前に「マイクロ」ではないオリンパスのフォーサーズ機が故障して使えなくなったまま、ここしばらくはコンパクトカメラでなんとか凌いでいたので、久しぶりにデジタル一眼(しかも今はミラーレスなんですよね!)に戻ってこられて嬉しさもひとしおです。
アダプターを使えば以前のフォーサーズレンズもまた活用できると思うので、その辺も含めて撮るのが楽しみ!
(追記1)いまはもう、MarkIIよりMarkIIIのほうが実売安いことも多かったりする。
(追記2)その後、奥さん(ぷかぷか)用に同じ機種のシルバーも購入しました。