赤レンガ倉庫と山下公園の間で、横浜港にドーンとせり出して存在感を放つ大桟橋(おおさんばし)。客船の発着ターミナルであると同時に、その上部は横浜港を一望できる公園(くじらのせなか)になっていることから、超定番の観光スポットとなっています。
今回は、展望の良いくじらのせなかを中心に、夏の大さん橋の風景をお届けします。
大さん橋(おおさんばし)へのアクセス
所在地 | 神奈川県横浜市中区海岸通1丁目1番4号 |
最寄駅 | みなとみらい線 日本大通り駅 徒歩約7分(3番出口) JR・ブルーライン関内駅 徒歩約15分 周遊バスあかいくつ 大さん橋国際客船ターミナル 徒歩0分 |
公式サイト | https://osanbashi.jp |
場所は冒頭で触れたとおり、赤レンガ倉庫と山下公園の中間に位置するため、横浜の港側を散策するなら足を運びやすい場所にあります。もし横浜や桜木町方面から直接大さん橋へ向かうなら、「あかいくつ」バスを利用すると大さん橋の入口まで運んでくれるので楽です。
大さん橋の内部ロビー
中に入ると、客船用の出入国ロビーになっています。柱がないので余計に広く感じます。
ロビーから山下公園のほうを向くと、こんな風景が。
くじらのせなか
ロビーから屋上部分へと上ると、ウッドデッキと天然芝が広がる「くじらのせなか」です。春、秋はとても心地良いですが、夏は遮蔽物がなく日差しがかなり強いので、日焼け対策や防止、日傘などは用意するほうが無難です。逆に冬は強い風で体温が奪われるので厚着推奨です。
くじらのせなかの中央部は少しくぼんだ形になっていて、屋外イベントの開催スペースとして活用されています。写ってはいませんが、写真左側には大さん橋の内部に入れるようになっていて、そこもまた屋内のイベントスペース(通称「くじらのおなか」として利用されています)
くじらのせなかから臨む横浜の風景
くじらのせなかから、赤レンガ倉庫方面を臨むとこんな風景が広がります。まさに「横浜!」という雰囲気ですね。昼間は眺望が良くて開放感がありますが、夜は夜でこれまた「横浜!」という夜景が広がるのでオススメです。
さらに言えば、この大さん橋からの風景は曇っていても、小雨が降っていても、それはそれで港の独特な雰囲気となりますので、天候があまり良くない日でも観光プランに組み込んでみてよいかもしれません。
ただし大さん橋に大型客船が停泊している日だと、写真のように赤レンガ倉庫方面の風景は船により大きく遮られることもあります。それはそれで面白いですけどね。(写真は飛鳥II)
広い範囲に植えられた天然芝
天然芝は比較的広い範囲に生えているので、ウッドデッキの色と芝の緑、そして海と空の青がとても綺麗です。
ベイブリッジから山下公園
先端まで歩いて右手を見ると、ベイブリッジがドーンと横たわっているのが見えます。手前は横浜駅付近と観光地を結ぶシーバスです。
先ほど大さん橋の内部から見た山下公園方向を、くじらのせなかから臨むとこんな感じです。氷川丸の先には横浜マリンタワーが見えています。
大さん橋内のショップやカフェ
大さん橋の内部は、出入国ロビー以外にもお土産ショップやカフェがあるので、くじらのせなかで横浜港の景色を楽しんだ後は、ちょっとしたショッピングやカフェで一息つくことができます。
京急オフィシャルショップ(おとどけいきゅうプラス横浜港大さん橋店)もあるので、子供は大桟橋自体よりこっちのほうが楽しいなんてことも?
こちらはカフェと、その窓から見えるロイヤルウイングです。
クルーズ船のロイヤルウイングは大さん橋からの発着なので、観光の際は合わせてプランに組み込んでおくと海上からの横浜港も一緒に楽しむことができます。
以上、今回は横浜の著名な観光スポットである大桟橋(おおさんばし)と、その屋上広場であるくじらのせなから見る横浜港の風景でした。